- 「子どもの卵アレルギーがわかったけれど、治るの?」
- 「完全除去と言われたけれど、このまま食べられなくなってしまうの?」
- 「どういう治療をするの?治るのか心配・・。」
卵アレルギーといっても重度から軽度まで様々ですが、
例え軽度だったとしても、毎日の食事やおやつなど本当に気を遣いますよね。
治せるものなら治したい・・。
長男は、生後8ヶ月の時の血液検査で、卵アレルギーだと診断されました。
最初の病院では完全除去を進められ、2年3ヶ月の間、卵の除去生活が続きます。
しかし比較的軽度だったこともあり、治す治療をしたいと別の病院を受診!!
その別の病院で少しずつ食べさせる治療をして頂くことができ、
現在は見事に完治しています!
治療方法は症状や病院によって変わると思いますが、
軽度の卵アレルギーだった長男の場合の体験談をご紹介します。
筆者紹介
- 神奈川県横浜市在住
- 最重度知的障害&肢体不自由児の7歳長男(ぽんすけ)と、4歳長女(みーさん)を育てる母
- フリーランスでカメラマンをしながら、仕事と障害児育児のあり方を模索中
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血液検査で卵アレルギーが判明
生後6ヶ月の頃から、理由のわからない発疹に悩まされていました。
発疹が出始めて2ヶ月後、小児科の血液検査で卵アレルギーであることが判明しました。
詳しい経緯はこちら↓

卵アレルギーの治療方針は病院によって様々
最初の小児科|完全除去と毎日の薬
アレルギーを発見してくれた小児科で治療をスタート。
小児科の治療方針はこちらです。
- 卵の完全除去
- 毎日の薬(食物アレルギー治療剤)「プレント細粒10%」
2年3ヶ月の間、卵の完全除去と、薬を飲ませる日々が続きます。
授乳中だったので、最初は私自身が卵を完全除去する生活。
甘いものにはことごとく卵が入っているので、なかなか辛かったです。
卒乳後は、長男のぽんすけのみ、卵の除去生活を続けました。
2件目の小児科|食べさせる治療へ変更
卵の除去と薬を飲む生活を続ける中で、
ぽんすけはこのままずっと卵を食べられないままなのかと
不安に思っていました。
そんな時、現在は食べさせて治す治療が主流になっている
ということを知ります。
別のアレルギー専門の小児科を受診。再度血液検査をした結果の治療方針がこちら!
- 食べさせる治療を始めてOK!
もっと早く受診すれば良かったです。
卵アレルギーの完治までの進め方
先生の指示に従い、下記のタイミングでスタート。
- 本人の体調が良い日
- 病院のやっている時間
タイミングの合う日に、先生からの指示通り進めます。
完治までの進め方
- 茹でた黄身を耳かきひとさじ程度食べさせる。
- 翌日から毎日、黄味の量を倍量に増やしながら食べさせる。
- 黄身がスプーン1杯程度食べられるようになったところで、白身も同様にスタート。

一番最初に食べさせたのは、写真の耳かきひとさじ程度の量です。
特に発疹も出なかったので、
翌日から毎日、黄味の量を倍量に増やしながら食べさせていきました。
黄味がスプーン1杯程度食べられるようになったところで火の通った白身を。
白身を食べさせても、目立った発疹は見られませんでした。
あっという間に、火の通ったものであれば黄味も白身も問題なく
食べられるようになりました。
※進め方は、お子さんのアレルギーの状態によってそれぞれ違うと思います。
担当の先生と相談しながら進めてくださいね!
現在の様子
食べられるようになった後もしばらくは、
例えば親子丼に入っている生っぽい白身の部分などを食べると
赤いプツプツが薄っすらと出ていました。
そのため、火の通っていないものは注意をして様子を見ていました。
また、預け先である療育センターや保育園にも注意事項として伝えていました。
しかしながら7歳になった現在は、発疹が出ることもなくなりました!
卵除去生活に一役買ってくれたもの
生活クラブのアレルゲン表示
卵の完全除去生活はとても大変でしたが、
その際に一役買ってくれたのが、生活クラブの宅配です。
もともと妊娠中に宅配を探していた中で、
添加物が少なく美味しいという話を聞いて、お願いしていました。
始めた頃は特に気にしていなかったのですが、
この生活クラブはカタログにアレルゲンの表示があるんです!

カタログ自体にアレルゲン表示があって注文時に一目でわかるというのは
想像以上に便利で助かりました。
妊娠中から現在まで約8年、どれを頼んでも美味しい生活クラブには、
今でも毎週お世話になっています。
まとめ
我が家の長男の卵アレルギーは比較的軽いものでしたが、
それでも赤ちゃんの頃には発疹で泣き叫ぶことが続いたため、
原因がわからなかった時期はとても不安でした。
発覚後も、2年3ヶ月間、薬を飲みながら卵の完全除去生活が続くなど、
それなりに長い道のりだったと思います。
7歳現在は、卵の心配をする事なく何でも食べられるようになっています。
我が家の場合ですが、もっと早く二件目の小児科での食べさせる治療を
始められていたら良かったなと思っています。
治療方針は病院によって様々だと思いますので、
担当の先生と相談しながら進めてくださいね!
どなたかの参考になれば嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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