【写真付き体験記】障害児の七五三は出張撮影がおすすめな理由5選!

障害児の七五三は出張撮影がおすすめ
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  • 「七五三の写真を残してあげたいけれど、我が子に障害があるので不安。」
  • 「慣れない場所で着付けや撮影なんて、落ち着いてできるわけがない・・。」

障害のある子は「苦手なこと」が多く、写真撮影は色々な面でハードルが高いですよね。

理由は色々ありますが、

  • 賑やかな場所が苦手
  • 慣れない場所、環境の変化が苦手
  • じっとしていられない
  • 衣装を汚してしまいそう
  • 肢体不自由児の場合、姿勢を保持できない

などなど。

しかしながら、七五三は男の子の場合一生に一度、女の子でも人生で二回の一大イベント!

この時くらいはスマホで撮った写真ではなく、綺麗な写真を残してあげたいです。

私自身が写真を撮る仕事をしているということもあり、

ちゃんとした家族写真を残したいという気持ちは人一倍強い。

しかしながら写真館やスタジオのような場所はずっと行けていませんでした。

行っても大変なことが目に見えていたので・・。

七五三を迎えるにあたり、七五三くらいはきちんとした家族写真を残したい。」

そう思って友人カメラマンにお願いした出張撮影が、大正解!!

いつも過ごしている場所での撮影(自宅〜近所の神社)だったため、

本人もとても落ち着いて過ごすことができ、

素敵な写真を沢山撮ってもらうことができました。

本日は、そんなおすすめの出張撮影の体験談をご紹介します。

筆者紹介

  • 神奈川県横浜市在住
  • 最重度知的障害&肢体不自由児の7歳長男(ぽんすけ)と、4歳長女(みーさん)を育てる母
  • フォトグラファーをしながら、仕事と障害児育児のあり方を模索中

このブログが目指していることや、詳しいプロフィールはこちら

目次

障害児の七五三写真(お宮参り、家族写真)には出張撮影がおすすめ

出張撮影を仕事にしている私が言うのも手前味噌すぎてなんなんですが、

障害児の写真撮影には、出張撮影が断然おすすめだと思っています。

前述したような大変さをカバーできるメリットが沢山!

七五三出張撮影のメリット5選

メリット① 慣れた場所で撮ることができる

一番はこれに尽きるのではないでしょうか。

自宅や自宅の近くに来てもらえば、移動の大変さも無いですし、

何より本人の慣れた場所で落ち着いて過ごしながら撮ってもらうことができます

我が家は七五三の際に初めて出張撮影をお願いして、

自宅と近所の神社で撮ってもらいました。

近くの神社へは、数日前からぽんすけとお散歩がてら足を運び、

その場所に慣れてもらうことができたのも出張撮影の良いところ。

当日は本人も「お散歩にきた!」という感じで楽しそうにしていました。

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メリット② スタッフの人数が少ない

出張撮影の際に来るカメラマンさんは、大抵一人。多くても二人です。

スタジオなどでは、当たり前ですが知らない大人達が大勢います。

知らない大人が沢山居る状況は、障害のある長男はおそらくパニック。

慣れた家族+知らない大人一人〜二人という状態で進められるので、

落ち着いて過ごすことができました。

メリット③ 泣いても騒いでも全く気にならない

長男は、写真を撮る時の「こっちだよ〜」「笑って〜」という賑やかさや

狭い空間に人が沢山集まることがとにかく苦手です。

そのため、写真館などでは大泣きするのが目に見えていました。

前述したように出張撮影ではカメラマンさんは大体一人ですし、

大きな声で泣いたとしても自宅なので誰にも迷惑はかけません。

更に神社でも、人が少ない小さな神社、かつ平日の撮影だったので

泣こうが騒ごうが、自宅と同様に周りに迷惑をかけることは無く、

親側も安心して過ごすことができました。

メリット④ こちらのタイミングに合わせてもらえる

決まった場所、ポーズで撮らなければならないわけではないので

気が乗るまで付き合ってもらうことができます

(もちろん時間制限はありますが、スタジオなどよりは長いことが多いです。)

これは障害のある子だけではなく、1歳の予測不能な長女にとっても

ありがたかったです。

メリット⑤ 決まったポーズ以外の場面を残すことができる

後から見て、家族で笑えるような場面を沢山残してもらうことができました

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くるくるチャイムで気を逸らしながら着付けをするシーン

おもちゃについてはこちら↓

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草履が履けないので撮影のためにテープでぐるぐる巻きにされている足下
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そしてそのテープを笑顔で投げる瞬間

どれもこれも、素敵な想い出になりました。

出張撮影のデメリット3選

デメリット① 衣装や着付けの手配が必要

最大のデメリットはこれです。

スタジオのように貸し衣裳が無いことがほとんどなので、

自分で手配しなければなりません。

ただ最近はネットで予約をして届けてもらうことができますし、

汚してしまっても安心な保証付きのプランも用意されています。

デメリット② スタジオのようなセットなどの背景が無い

これは好みの問題かもしれませんが、スタジオのような

バッチリ決まった背景はありません。

自然光の下、そこにあるもので自然に撮ってもらうことになります。

デメリット③ 屋外の場合には天候に左右される

神社など屋外で撮影の場合には、雨の可能性もあります。

長男の場合は傘もさせませんし、雨の中の車椅子は大変なので

もし雨だった場合には延期する予定でいました。

出張撮影をお願いした我が家の感想!

仕上がった写真を見た時は、涙が出るほど嬉しく、

お願いして良かったと心から思いました

泣いたり笑ったりとにかく忙しいぽんすけと、

それを見守る家族とが、全部まるっと写真に収まっていて・・。

決まり切った写真だけではない、障害があるからこそこうなっちゃうよね、

という笑える部分や、妹にやられて泣いているシーンもバッチリ!

やはりそういう場面は、スタジオでは難しかっただろうなと思います。

もちろん、素敵な家族写真も残してもらうことができました。

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まとめ

きちんとした写真を撮るのはハードルが高く感じますが、

出張撮影であれば、障害があっても無理なく撮影が可能だと、

今回撮られる側になって改めて思いました。

子ども達だけの写真は撮れても、私と子ども達や、

家族揃った自然な写真を自分で撮ることはできません。

今後も、大事な節目には出張撮影をお願いしようと思っています。

また、七五三の撮影は、障害のある子どもの場合には、

人が少なく気候の良い時期を狙って、

春頃に撮影をするというのもありだと思います。

本日は出張撮影の体験談をご紹介させて頂きました。

是非、今しか撮れない家族写真を残してもらえたらと思います。

障害のある子に特化した出張撮影は、ネットで検索すれば色々とあります。

または、通常の出張撮影でも事前に情報を伝えていればスムーズに撮影できると思います♩

↓料金も比較的お手頃なので、気軽に頼めてオススメです。

また、カメラマン目線で障害児の七五三撮影を成功させるコツを書いています。↓

どなたかの参考になれば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

障害児の七五三は出張撮影がおすすめ

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