- 障害のある子を連れての引っ越しって、やっぱり大変〜!?
- 環境の変化に耐えられるかな・・・。
- 引っ越し直後、なるべく落ち着いて過ごして欲しい!どうやって家の中を整えたら良いのー?
我が家は、1ヶ月程前に障害のある7歳の長男と、4歳の長女を連れて
お引っ越しをしました!
マンションから戸建てへ住み替えた話はこちら↓
最重度知的障害のある長男は、「引っ越す」ということを
言葉で説明しても理解できません。
「環境の変化に弱い長男は、果たして引越しに耐えられるだろうか・・」
そんな不安は見事に的中。
引っ越してから10日間、毎日夕方から寝るまでパニックを起こし
大泣きでした・・・。
約10日後にやっと落ち着くことになるのですが、
パニックになっていた主な原因は、この二つでした。
- 長男がいつも遊ぶ場所で使用していローテーブルを出していなかった!
- 長男と長女の過ごすスペースが一緒になっていた。
引っ越し先では、すぐに子どもたちの落ち着く場所を
作ってあげることができていたら、こんなに長い期間パニックを起こさずに
済んだのかもしれません。
パニックの対処法はこちら↓
本日は、引っ越した後に家の中で一番最初にやるべきだったこと!
をご紹介します。
筆者紹介
- 神奈川県横浜市在住
- 最重度知的障害&肢体不自由児の8歳長男(ぽんすけ)と、4歳長女(みーさん)を育てる母
- フリーカメラマンをしながら、仕事と障害児育児のあり方を模索中
このブログが目指していることや、詳しいプロフィールはこちら
引っ越し先ですぐにやるべきだったこと(住環境編)
パーソナルスペースの確保&再現
長男は、「回す」ことが大好きす。
以前の家では、ローテーブルで、プラスチックのおもちゃのコップや、
輪投げの輪を回していました。
しかし引っ越し直後、その大事な「回すためのローテーブル」を
出していなかったのです!
1週間以上経ってからそれに気付き、テーブルを出したところ大喜び。
泣いていた要因の一つは、「いつものアレ(テーブル)出してよ〜。泣」
だったのです。
\こんな風に回します/
いつも遊んでいたおもちゃだけがあれば良いのではなく、
おもちゃを「どんな風に、何を使って遊んでいたか」も
考えなければいけないのだなと思いました。
環境の変化に弱い長男には、
今までのスペースの再現がとっても重要だったのです!
長男が大好きなおもちゃについてはこちら↓
長女と長女とスペースを分ける
引っ越しでは、日常的に使用しているものだけ、取り急ぎ身の回りに配置。
おもちゃもバサッと二人分をまとめて置いていました。
そのため長男のパニックと同時に、妹も情緒不安定に。悪循環でした。
以前の家でやっていた、遊ぶ・過ごす場所をゆるやかに分ける
ということを思い出し、それぞれの場所を急いで設置!
すると、交わることが減り、一緒に情緒不安定になるということが
ぐっと少なくなりました。
以前の自宅では、長女専用のスペースは、
無印良品のコの字の家具を使用していました。↓
無印良品のコの字の家具ですが、現在長女が4歳になり、
豆椅子に座っての作業は窮屈そう。
ちょうど良いタイミングでお下がりを頂き、
現在の家では新しいテーブルと椅子を設置しています。
そしてコの字の家具はというと、私のPC台として大活躍中です♩
引っ越しを終えての感想
引っ越し自体はどうだったかというと、とにかく大変でした・・・。
モノは少ない方だし、と3日前くらいから本格的に荷造りを始めましたが
全く終わらず。
荷造りは計画的にやらなければいけなかったと猛省しています。
唯一良かったことは、引越し日を平日に設定したこと。
子ども達が学校と保育園に行っている間に朝から作業ができたのは、
大変助かりました。
また、平日だったため引っ越し費用も多少安くなりました!
ちなみに、引っ越し費用はできるだけ抑えたかったため、
LIFULLという価格比較サイトを利用しました!
6社から見積もりを取り、メールでのやりとりを希望。
本当にざっくりの概算金額を、メールにて教えてくれました。
そのうち有名&安かった2社に訪問査定を依頼。
最終的に引越しのサカイさんにお願いしましたが、
相見積もりを取ったおかげでとっても安くして頂きました。
まとめ
引越し直後はどうなることかと思いましたが、
ちょうど1ヶ月経った今、本人もすっかり落ち着いて過ごすことができています。
長男は言葉でコミュニケーションが取れないため
住む場所の変化というのは理解できず本人にとっても大変だったと思います。
諸事情により半年後に再度引っ越しを控えているので、
次回の引越し時にはまず、長男のパーソナルスペースを作り、
長女との過ごしの場を分けるところからスタートしようと思っています♩
どなたかの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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