【マンションvs戸建て】障害児を育てるにはどっちが良い!?

障害児を育てるにはどっち?マンションか戸建か
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  • 「マンションだと子どもが出す音に気を遣う・・。」
  • 「階段を上手に昇れないので、戸建ては厳しいかも。」
  • 「マンションか戸建てか、実際どちらが育てやすいの?」

障害のある子を育てていると、マンションが良いのか戸建てが良いのか

悩む方が多いのではないでしょうか。

騒音問題、バリアフリーのこと、駐車場の使いやすさなど、

やはり健常の子とは違うところで気を遣いますよね。

もちろん、どちらが適しているかは

障害の状況などによって各ご家庭で異なると思います。

我が家の話になりますが、先日大変気に入っていた分譲マンションを手放し、

中古の戸建てを購入しました

マンションから戸建てへの住み替えを果たしたわけですが、

その「戸建て」という選択が大正解

(・・引き渡しが間に合わず現在は期間限定で「戸建ての実家」に同居させてもらっています。)

実際に戸建てへ住み替えてみて、確かに色々と不便な面もあります。

しかし音の問題や駐車場から玄関までの近さなど、

総合的に考えて大正解だったと、身に染みて感じています。

この記事では、マンションと戸建てのメリット、デメリット

そして分譲マンションを手放して、戸建てへ住み替えることになった経緯を

詳しくご紹介します!

筆者紹介

  • 神奈川県横浜市在住
  • 最重度知的障害&肢体不自由児の7歳長男(ぽんすけ)と、4歳長女(みーさん)を育てる母
  • フリーランスでカメラマンをしながら、仕事と障害児育児のあり方を模索中

このブログが目指していることや、詳しいプロフィールはこちら

目次

【マンションと戸建て】のメリットとデメリット(障害児の母目線)

マンションから戸建てへの住み替えを果たした我が家。

実際に住んでみて感じたそれぞれのメリットデメリット

完全に「障害児の母」という目線だけでご紹介します。

【マンション】のメリット

  • 室内も駐車場も、どこまでもバリアフリー
    (肢体不自由児にはありがたい)
  • 立地が抜群に良い
    (坂道があったり駅から遠いと車椅子は大変。また車移動の立地になると支援を受けにくい)
  • 冬でも暖かい
    (体調管理に気を使わなくてOK)
  • マンション内での子ども同士の繋がりがあった
    (顔見知りが沢山いて安心だった)

【マンション】のデメリット

  • 長男の音や生活音に注意を払う必要がある
    (かなり気を遣う)
  • 駐車場から玄関までが遠い
    (障害児と幼な子と荷物を、離れた部屋まで運ぶのは本当に大変)

【戸建て】のメリット

  • 音を気にしなくて良い
    (怒らなくて良い!最高!!)
  • 駐車場から玄関が近くて楽
    (サクッと降ろせるから泣いても騒いでも大丈夫)
  • マンションより広さがあるので使い方によって過ごしの場を分けられる
    (長女がもう少し大きくなっても安心)

【戸建て】のデメリット

  • 階段があるので長男を移動させるのが大変
    (肢体不自由児はけっこう大変。現在階段の練習中。)
  • 夏暑くて冬寒いので、より丁寧な体調管理が必要
    (風邪を引かせないようにしないと・・)
  • 蚊が入ってくるので注意が必要
    (盲点!長男が蚊に刺されると本当に厄介なので要対策)

【戸建てvsマンション】最初に選んだのはマンション!

以前のマンション。お気に入りだったので手放すのは勇気が入りました。

つい先日まで住んでいたのは、

4年程前に中古で購入した3LDKのマンション。

購入当時、長男は3歳でまだ自力で歩くことができませんでした。

そのため、戸建てという選択肢は無く、駅近のマンション限定で探して購入しました。

完全バリアフリーで全体が見渡せるマンションは、肢体不自由児である長男と

産まれたばかりの長女を育てるには大変良い環境でした。

マンションから戸建てへ住み替えを考えた訳

理由はこの二つです。

  1. 長男の出す音が気になった
  2. 固定費(住居費)を下げたかった

1. 騒音問題

一番の理由は、「長男の出す音」です。

長男は、座りながら足をバタバタさせたり、壁や窓ををドンドン叩いたり

ドアをガンガン開閉したり・・音と感覚で遊ぶのが大好き。

指示の通らないぽんすけにそれを辞めさせるのは至難の技です。

やっていた対策はこちら

  • 床全面にコルクマットを敷き詰める
  • 音の響きそうな硬いおもちゃは全て撤去
  • ドアの音が鳴らないようにタオルや柔らかいものを挟む
  • その都度注意する・・

しかしどんどん体が大きくなり力も強くなっていったため、

出す音も大きくなるばかり。

ついに、下の方から苦情がきてしまいました。

より一層気をつけながら生活し、ぽんすけが音を出す度に注意するのですが

やめさせようとすると大泣き&大暴れ・・。

パニック時の対応方法はこちら↓

そんなことを繰り返しているうちに、周りに申し訳ないという気持ちと、

音を気にせず過ごせる環境(一戸建て)に引っ越したいという思いが

強くなりました。

2. 固定費(住居費)を下げたかった

1年半程前から、お金の勉強をし始めました。

勉強すればするほど、毎月の固定費を下げて少しでも投資に回したいという気持ちが

強くなります。(実際なかなか投資に回せず・・。)

スマホを格安SIMに変えたり、保険を見直したり、無駄な出費を抑えたりしますが、

家計の中で住宅費の占める割合が大きいと感じるように。

ローンや、マンションの修繕積立金&管理費の金額は、この先も動かせません。

このまま今の生活を続けていたら、子どもの教育費に加えて

老後資金まできちんと貯められるのだろうかと不安になりました。

安い戸建てor賃貸に住み替えて、固定費を下げられたらと

考えるようになりました。

住み替えの決定打となったマンションの査定結果

漠然といつかは戸建てに住み替えたいと考えていた時、

試しに今住んでいるマンションがどのくらいの価格で売れるのかと

軽い気持ちで査定をお願いしてみました。

すると、購入時の20〜30%程、高く売れることが判明!

昨今の、都内マンションの価格高騰の波が横浜市まで来はじめていた頃でした。

夫婦揃って、「どうせ住み替えるなら今じゃないか!?」という気持ちに。

今の我が家には「戸建て」が正解

「その時その時に合った家に。」

結婚当時、家を買ったら、そこに一生住むものだと思っていました。

しかし、障害のある長男が産まれ、想定通りにはいかず

その時々で状況が変わることを思い知らされました。

我が家の住宅事情

  • 子どもが小さい頃・・バリアフリーを優先したマンション
  • 幼少期〜・・・子どもたちが自由に遊べる戸建て(←今ここ)
  • 私たちの老後・・また違う家に住んでいるかも。夢は小さな注文住宅を建てること。

物件を購入する時には、住み替えたいと思った時にきちんと売却できるように

「立地」を最優先に選んでいます。

購入した中古戸建ても、築古ですが駅近物件です。

今回、最初に購入したマンションも立地条件の良い物件でした。

そのためマンション価格高騰の波に乗って高値で売却。

その利益を戸建ての購入の一部に充てることができました。

おかげで、毎月のローン返済額は大幅に減る予定です!

もし住み替えを考えているようであれば、今住んでいる家が

どのくらいの価格で売れるのか、調べてみるのも良いかもしれません!

まとめ

戸建かマンションか、購入するのか賃貸なのか。

障害児を育てていると、気を遣うことも多く悩むと思います。

我が家も、お気に入りのマンションを手放すには、大変勇気がいりました。

しかしながら、このまま「長男が楽しむ音」に対して怒り続けることは

私達家族にとってベストではないと判断。

戸建てへの住み替えに至りました。

障害児と小さな子どもがいる中での引っ越し(売却、購入、引っ越し手続き等)は

なかなかハードでしたが、諸々無事に終わりホッとしているところです。

戸建て生活のこと、そして実際の新居へ住んでからのことも

今後ブログに綴っていきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

どなたかの参考になれば嬉しいです。

\引っ越し後の環境作りについてはこちら/

障害児を育てるにはどっち?マンションか戸建か

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