障害に気付いてもらえない・・そんな時は、ヘルプマークを付けよう!

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重度知的障害&肢体不自由児である長男ですが、

医療的ケアや麻痺は無いため、一見すると障害があることがわかりにくいです。

小さい頃は、そのために面倒なことが多々ありました

車椅子を作る前の、移動が全てベビーカーだった時期には

悪気なく「お兄ちゃんなのに歩かないの〜?」と若干傷付く声かけをされたり、

抱っこでは重くなっている時期でも病院やお店にベビーカーのまま入れなかったり・・。

本日は、そんなお悩みを解消できる(かもしれない)

子供用車椅子マーク」と「ヘルプマーク」についてご紹介します。

筆者紹介

  • 神奈川県横浜市在住
  • 最重度知的障害&肢体不自由児の7歳長男(ぽんすけ)と、4歳長女(みーさん)を育てる母
  • フォトグラファーをしながら、仕事と障害児育児のあり方を模索中

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目次

発達ゆっくりさんのベビーカーでの困りごと

歩けないことがわかりにくい

赤ちゃんから2歳頃までは、ベビーカーに乗せていても全く不自然ではなかったのですが、

3歳、4歳、5歳と年齢を重ねるにつれて少しずつ違和感が出てきます。

通りすがりに、「お兄ちゃんなのに歩かないで、妹ちゃんが歩いてるの〜?」とか

「あら何歳?大きいのにベビーカーに乗っちゃって〜」などと言われると、

悪気はないとわかっていても、けっこう傷付きます。

わざわざ「いえいえ障害があって歩けないんです。」と言う程でもない状況の中、

いつも笑ってごまかしていました。

また、電車に乗っていたり、子どもが集まるような場所に行くと、

じーっと見られることがよくあり、

変に気にしてしまって、居心地が悪くなっていました。

私の中でもまだまだ微妙な時期だったのです。

この時期、友人の障害児ママは、

じーっと見られたらじーっと見返していると言っていました。

すぐに目を反らす人がいる一方で、良い意味で興味を持ってくれている人なら

話しかけてくれるそう。友人ママ、強いです。

私はそんな勇気はなく、真似できませんでしたが。

「ベビーカーは畳んでください」の一文

本当によく見かける「ベビーカーは畳んでください」の文字。

病院やお店など、2歳頃まではさほど問題なくベビーカーを畳んで

抱っこで入っていたのですが、体が大きくなるとそれがどんどん大変になります。

更にぽんすけは低緊張と言われる体がぐにゃぐにゃと柔らかいタイプ

寝ている子どもを抱っこしているような感覚で、

実際の体重よりもずっと重たく感じます。

必然的にベビーカーを畳んで入る必要がある場所は、足が遠のいてしまいました。

どうしても行く必要がある場所では、

途中から車椅子として使用している旨を伝えてベビーカーのまま入れてもらっていたのですが、

ベビーカーを畳んで入っている周りのママ達の目が気になって、勝手にドキドキしていました。

使用していたベビーカー

障害がわかる前の赤ちゃんの頃から、ずっと使用していたのはエアバギーCOCOです。

恐らく通常のベビーカーより安定感があったため、

6歳まで難なく使用することができていました。

ちなみに、背もたれを倒すときょうだい児と二人まとめて乗せることができ

かなり助かりました。(メーカー的にはNGだと思います。いや絶対NGです。)

絶対ダメな乗り方ですが・・妹の小さい頃は本当に助かりました。

子供用車椅子だとわかってもらうための対策

子供用車椅子マーク

子供用車椅子マークについて

私も利用すればよかった、と思うのが子供用車椅子マークです。

ぽんすけは、もうすぐ本物の車椅子になるから間違えられこともなくなるかなと

購入に至らなかったのですが、周りでは使用している子が多かったです。

どこで買えるの?

こちらのお店で購入することができます。

子供用車いすマーク バギーマークのお店 マムミニョンペッシュ

他にも便利な可愛いアイテムが色々と販売されています。

ヘルプマーク

ヘルプマークとは?

ヘルプマークとは、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている人が

それを知らせることで援助を受けやすくなるよう東京都福祉保健局が作成したマークです。

知的障害児にも使用することができるため、ぽんすけもこちらを利用していました。

ベビーカーで移動していた時にはベビーカーにつけていて、

現在は、学校のリュックにつけています。

ヘルプマーク 入手方法 配布先 どうやって 子供用車椅子マーク 子供用車いすマーク 重度心身障害児 肢体不自由児 重度知的障害児 低緊張 ブログ

ヘルプマークの配布先

各自治体で無料で配布しており、

横浜市在住の私は、区役所の高齢障害支援課の窓口で受け取ることができました。

自治台によっては、駅での配布もあるようです。

まとめ

見た目にはわかりにくくても、

重度の知的障害を伴っていたり、低緊張でなかなか長距離を歩くことが

できずにベビーカーに乗り続けている子は多いと思います。

また、バギータイプの車椅子というものもあり、

乗っている子どもが小さいとベビーカーだと間違えられることが多々あります。

実際、私の周りでもママの悩み事としてよく話題にあがっていました。

周囲にわかってもらえないことが面倒で、

早々に車椅子を作っているお友達もいました。

ヘルプマークを目立つところにつけるようになってからは、

無用な声かけも無くなりましたし、

何より私自身が安心して外出することができるようになりました

自分自身の心を守るために、

子供用車椅子マーク」や「ヘルプマーク」の活用はとても有効だと思います。

今となっては、ぽんすけも大きなバギーに乗り、障害のある子だということが

わかりやすくなりました。そのため、この時のような悩みはなくなっています。

もし今、当時の私と同じように悩んでいる方がいらっしゃったら、

是非マークを活用して乗り切ってもらえたらと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

どなたかの参考になれば嬉しいです。

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