【体験レポ】神奈川県初!藤沢市の秋葉台公園がインクルーシブ公園へ

インクルーシブ公園
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藤沢市にインクルーシブ公園ができたの?

わたし

そうそう!障害のある子もない子も楽しめる遊具が設置してある公園が、
ついに神奈川県にも完成したよ!

いいね!障害のある子を公園に連れて行くのってためらっちゃうから!

障害のある子は楽しめた?きょうだい児も楽しめる?

わたし

もちろんだよ!障害の有無の垣根をなくしてみんなが楽しむための
公園だよ〜。

藤沢市の秋葉台公園が、遊具の改修を行い

神奈川県で初めてのインクルーシブ公園になりました。

わたし

おすすめの公園なんだけど、もう少しこうだったら良いなーと思う
部分もあったよ!写真付きで詳しくレポートします!

この記事で事前にチェックしてから遊びに行くと、現地での心構えもバッチリ♩

障害者手帳を使えば、駐車場はもちろん無料です!

筆者紹介

  • 神奈川県横浜市在住
  • 最重度知的障害&肢体不自由児の8歳長男(ぽんすけ)と、4歳長女(みーさん)を育てる母
  • フリーカメラマンをしながら、仕事と障害児育児のあり方を模索中

このブログが目指していることや、詳しいプロフィールはこちら

目次

インクルーシブ公園とは?

インクルーシブを直訳すると、「包括的」「物事の全体を包み込む」という意味。

インクルーシブ公園とは、

心身の障害の有無に関係なく一緒になって楽しめる公園のこと

年齢や性別、身体的能力などを問わない、

ユニバーサルデザインの遊具が設置してあります。

藤沢市の秋葉台公園レポート

遊具は全部で4つ

①ブランコ

一番よかったのは、定番のブランコ!

ここが良かった!

  • 背もたれが頭までしっかりあって、かなりの安定感!
  • ジェットコースターによくあるハーネスが!!下から上にガバッと開くので、
    乗せる時に子どもを目一杯持ち上げる必要がなく、本当に楽ちん。
    (子どもを持ち上げて乗せるタイプはけっこう大変。)

②回転遊具

周りから押すとぐるぐる回転する遊具

ここが良かった!

  • 背もたれが高くなっていて、座位が不安定な子でも座れる。
  • 全体的に丸みを帯びたフォルムで、危険が少ない。
  • 回る系は、障害児は大好きなことが多い!普通の公園にはあまりない遊具なので大喜び。

③スイング遊具

外から押してゆらゆら揺らす遊具

ここが良かった!

  • 全体的に広々作られていて、乗せおろしがしやすい。
  • スロープがあり、車椅子のままでも乗れる。
  • ゆらゆら揺れる遊びも、障害児は大好きなことが多い!
スロープを使って車椅子のまま遊具へ入れます!
スロープは広々

④複合遊具

ここが良かった

  • スロープがあり車椅子のまま途中まで昇ることができる。
  • 幅の広い滑り台があり、介助で一緒に滑りやすい。(一人でも滑らせやすい。)

\長男が履いている靴はこれ!ハイカットで足首が安定するので歩きやすそう。/

\長男のスタイはこちら/

駐車場

減免処理は、体育館の受付です!

駐車場は、手帳の提示で無料になります。ただ、提示する場所に注意!

駐車場の係の方に駐車券の処理をしてもらうことはできず、

体育館の受付での処理になります。

駐車場から少し距離があるので、車に戻る前に処理してもらいましょう。

遊具以外の面で良かったところ

居心地が良い

「誰もが遊べて楽しめる広場」と全面的に打ち出してくれているので、

通常の公園より居心地が良かったです。

\気になる時はヘルプマークや車椅子マークを利用しよう/

木陰があり過ごしやすい

緑が多く、午後3時頃行きましたが、休憩するベンチ、スイング遊具は

ちょうど木陰になっていて助かりました。

その他の遊具は思いっきり日向だったので、帽子は必須です。

残念だったところ

遊具が重い

障害のある長男と、きょうだい児である長女の二人を乗せて回したのですが・・。

写真から伝わるでしょうか!この必死感。

重い上に、回してもすぐに止まってしまうのです。

安全のためだとは思うのですが、一度回したらもう少し回り続けていてくれるような

設計だと親が楽だなと思いました。

私も回してみましたが、汗だくになったので、注意が必要です。

===追記(2023年10月)=====

あることをきっかけに、遊具メーカーさんからの情報をいただくことができました。

以前、こちらの遊具を子どもが勢いよく回していたところ

中に座っている子どもが飛び出してしまう事故があったようです。

そのため、回り続けないように、そして早くなりすぎないように

設計されているとのことでした。納得です。

また、この写真は暑い日に30分以上子ども二人を乗せて回し続けた際の写真で

疲れ切ったところだったため、通常以上に必死感が出てしまったかもしれません!

すいません!

インクルーシブなブランコが一つなので争奪戦

ブランコは全部で4つありましたが、

障害のある子の乗れるブランコは1つで、残りの3つは通常のブランコ。

当たり前ですが、珍しいブランコなのでいわゆる普通の子だって

インクルーシブバージョンに乗りたい。

そして当然きょうだい児だって乗りたい。

というわけで日曜日だったこともあり混んでいてなかなか空かず、

長男が実際乗ることができたのも少しの時間でした。

せめて、2つくらいあるといいなーと思いました。

スロープが途中までしかない

複合遊具のスロープは矢印の部分までです。

スロープの行き止まり部分に小さな力で動かせるおもちゃがあったようなのですが・・

小さくて見逃しました!!

もう少しスロープで回遊できたり、スロープの先に遊べる何かが沢山あったり

滑り台の上まで行けたりしたらいいのになと思いました。

滑り台の上まで行けるのは危険なのかな ・・・。

車椅子を固定できない

車椅子のまま乗れるスイング遊具では、車椅子を固定することは

できませんでした。

この遊具ではそこまで大きくは揺れないですが、

車椅子に乗せて揺らしてみたところ、車椅子のストッパーをかけていても

少しずつズレて動いてしまいました。

簡単に固定できるような何かがあると良いなと感じました!

まとめ

初めて行ったインクルーシブ公園!

ここがもう少しこうだったら良いなと思うポイントはいくつかありましたが、

子どもたちはとっても楽しそうでした。

都内にもいくつかあるようですし、他のインクルーシブ公園にも遊びに行って、

レポートしたいと思います♩

\その他のレポート記事はこちら/

インクルーシブ公園

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