障害のある子を育てていると、どうしても身体的な介助(持ち上げる、抱える、抑える等)
が必要になります。
長男が5歳の頃、体重が12kgを超えたあたりから腰痛に悩まされるように・・
逃れることのできない毎日の介助。どうしたものかと整体に行ったところ、
2つのストレッチを教えてもらいました。
そしてそれを毎日実践したところ、腰痛が一気に改善!
とっても簡単なのでご紹介します。
筆者紹介
- 神奈川県横浜市在住
- 最重度知的障害&肢体不自由児の7歳長男(ぽんすけ)と、4歳長女(みーさん)を育てる母
- フリーカメラマンをしながら、仕事と障害児育児のあり方を模索中
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肢体不自由児育児のここがつらいよ!(腰痛編)
ぽんすけが5歳の頃、まだ歩くこともできなかった時は
全てにおいて抱える動作が必要でした。
車に乗せる、バギーに乗せる、ハイチェアに乗せる、お風呂に入れるなど
日常的に必要な動作が、全て抱っこ。
更に第二子も産まれ、ひたすらどちらかを抱っこする日々でした。
腰痛が悪化し、借り物のコルセットをしてしばらくしのいでいましたが、
最終的に抱えることが困難な状態に。
これはまずいと整体へ行き、そこで教えてもらったのが今回ご紹介する
簡単なストレッチ2つです。
ちなみに、現在7歳になり歩けるようになったぽんすけですが、
まだまだ抱えなければならない場面は多いです。
(子どもが大きくなってからも全てにおいて抱える動作が必要なパパママ達には、
頭が下がる思いです。)
ストレッチ1|足をパタパタストレッチ
まずは仰向けになり膝を立てる
長女の制作物で失礼します。
おわかり頂けるでしょうか・・仰向けに寝転がって膝を立てます。
そのまま左右にパタパタするだけ
膝を立てた状態から、その膝を左右にパタパタ倒すだけです。
骨盤が固まっている朝イチに行うと、ほぐれてとても楽になります。
ストレッチ2|お尻を伸ばす
片足を膝に乗せ、手前に引いてお尻を思いっきり伸ばす
突然イラストへの変更ですいません。
みーさん作の人形では表現しきれなかったため、イラストACさんからお借りしてきました。
このストレッチが、効果てきめん!
足を思いっきり引き寄せてお尻を伸ばすのですが、イタタタタ、
となりながらも気持ちが良くて病みつきになります。
なんとも簡単なこの2つのストレッチなのですが、
毎朝これを行っただけでスーッと腰の痛みが引いていきました。
今でも欠かさず、起きてすぐの日課になっています。
おすすめ簡単筋トレ
ドローイン
整体の先生から、もう一つ教えて頂いたことがあります。
それは、腰への負担を減らすために一番良いのは、腹筋をつけるということ。
私は筋肉が少ない(今までほとんど運動してこなこなかった)ので、
腹筋がもう少しあれば、腰への負担が軽減されるだろうと。
そして、一般的な腹筋をやるよりも、
「ドローイン」と言われる呼吸法を行うのが効果的だと教わりました。
初めて聞いたので、最初はこちらのYouTubeをみながらやってみました。
ストレッチと合わせて行ったことで、本当に腰への負担を感じることが減りました。
さいごに
腰痛は、肢体不自由児のパパママに大変多い悩みの一つだと思います。
どんどん大きくなる我が子に、どんどん老いる自分。
この反比例の中で、親の体がおかしくならないわけがありません。
私はもともと運動をあまりしてこなかったので、筋力も弱め。
これからもまだまだ続く介助から自分の身を守るために、
今後はより筋力および体力をつけていかないといけないと思っています。
(新たにプランクという筋トレや、テニスを始めたりしています。)
腰痛があると何もできず辛いですし、生活の質も落ちてしまいます。
今まさに悩んでいらっしゃる方には、
是非このストレッチを試して頂き少しでも楽になってもらえたらと思います。
そして今は若いので大丈夫!という方も、早めの予防を強くおすすめ致します!
もう一つ、自分の身を守る方法はこちらだと思っています↓
最後までお読み頂きありがとうございました。
どなたかの参考になれば嬉しいです。
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