【写真付き体験レポ】障害児とキャンプへ行こう①《キャンプの効果》

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夫は、大のキャンプ好き。「自然は一番の学びだ!」と、

子どもができたら家族みんなでキャンプへ行くのを楽しみにしていました。

そんな中、産まれてきた我が子は最重度の知的障害&身体障害児!!

ぽんすけを連れてキャンプに行けるのか果たして楽しめるのか

我が家の実体験を、全3回に分けて写真付きでご紹介します。

筆者紹介

  • 神奈川県横浜市在住
  • 最重度知的障害&肢体不自由児の7歳長男(ぽんすけ)と、4歳長女(みーさん)を育てる母
  • フォトグラファーをしながら、仕事と障害児育児のあり方を模索中

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障害児 キャンプ 重度知的障害児 身体障害児 テント 障害児を連れてキャンプ 肢体不自由児 お出かけ
家族4人で初めてのテント泊。景色が綺麗な山の上のキャンプ場でした。@群馬
目次

障害児を連れてキャンプに行けるのか?

結論から言うと、多少の気合いは必要ですが行けます!楽しめます

日帰りキャンプであれば余裕泊まりは覚悟の上という感じです。

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いつも一緒にキャンプへ行くお友達と。一番右がぽんすけで、一番左がみーさん。
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数々の失敗を重ねて試行錯誤を繰り返し、

大変ではあるものの、現在はキャンプをだいぶ楽しめるようになりました。

キャンプに行き始めたのは、ぽんすけがまだお座りもままならない寝んねの頃。

歩くことができない状態でのキャンプを5年以上経験して、

ぽんすけもすっかりベテランキャンパーです。

現在のぽんすけの障害の様子はこちら↓

我が家のキャンプ歴

2008年 夫婦で初キャンプ

結婚する前の子どもがいなかった頃。

キャンプ好きの現在の夫&友人夫婦と年に数回、コテージ泊のキャンプを楽しんでいました。

2016年 ぽんすけ(1歳11ヶ月)初キャンプ

まだみーさんが産まれる前、ぽんすけを連れて本格的にテント泊でのキャンプをスタート。

結婚前からキャンプを楽しんでいた友人家族と一緒でした。

と言っても、私はもともとキャンプが得意ではなく、

ぽんすけも初めてのキャンプということで、夫達はテント

女性陣&子ども達はコテージに宿泊しました。

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初キャンプは、まだギリギリ寝んねの時でした。この頃、手をひらひらさせて見ているのが好きでした。自閉症児あるあるです。
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夜は、このコテージに宿泊。(夫達はテント)
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色々な場所へ行きました。ここは、ほったらかし温泉のキャンプ場。

こんな感じのキャンプを、年に2〜3回のペースで継続。

2019年 家族4人で初のテント泊(ぽんすけ5歳、みーさん1歳半)

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二泊三日だったので、一泊目はテントに。
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二泊目は同じキャンプ場内のコテージに泊まりました。
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みーさん(1歳半)、目が離せないお年頃。

現在は、家族でデイキャンプが月1回程、家族や友人達とのテント泊を年に2〜3回というペースで楽しんでいます。

キャンプの良いところ

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かなり野生的な長女みーさんです

非日常の刺激が、成長発達につながる

ぽんすけは、最初こそキャンプ場での過ごし方がわからずにグズグズしていましたが、

何度も行っているうちに自分なりに自然の中で楽しめるようになってきました

そして、非日常の中で得られる刺激は、ぽんすけとみーさんの成長発達に、

確実に良い影響を及ぼすだろうと思っています。

実際に、ハードなキャンプに行って帰ってきた後に、

ぽんすけの動きが変わったと思うことが何度もありました。

また、外で長時間遊べる体力や、何も無いところでも楽しめる力は

子ども達のこれからの人生で大切な力になると思っています。

家族みんなが楽しそう

ぽんすけもそうですが、パパとみーさんが最高に楽しそう

みーさんに至っては、お休みの度に、

今日はキャンプ?」「キャンプ行きたい」と言って催促してきます。

先のことを考えると(ぽんすけは別として)、

みーさんが家族で一緒に遊んでくれるのは、あと何年くらいでしょうか・・。

あっという間にお友達といる方が楽しいなんて言い出すのだと思うと、

遊んでもらえるうちに、沢山楽しいことをして家族での時間を大事に過ごしたいです。

自然に癒される

私はテントで寝ることは苦手です。(できれば宿で寝たい。)

しかし、自然の中で過ごしたり遊んだりすることは大好き。

定期的に自然に触れることで、私自身も癒されています。

大人同士の時間を楽しめる

キャンプはもちろん子どものためでもありますが、

子ども達が寝た後に大人だけで焚き火を眺める時間が最高です。

なんとか早く寝かしつけて、この時間を確保しています。

家族で行った時には、夫婦でのトークタイム。

そして友達同士で行った時にはその友達とゆっくり大人時間。

火を見ながらのお喋りは、普段できないような話が沢山でき、充実感が半端ないのです。

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この時間が大好き。

まとめ

ぽんすけをキャンプに連れて行くのはそれなりの覚悟が必要ですし、実際なかなかハードです。

しかしながら、現在パパと同じくらい(いや、それ以上に)キャンプが大好きなみーさんが、

にーにも一緒に、4人で行きたい」と言います。

やっぱり家族揃ってのお出かけは楽しいですし、

みーさんにとっても良い思い出&体験になっていると信じています。

ある障害児についての講演会を聞きに行った時に、参加者から

障害児である我が子と何をして遊んだら良いかわからない」という質問が出ました。

確かに、遊びの幅が狭すぎるぽんすけに対して、私も同じように感じていました。

その時の先生の答えは、

障害児に合わせて遊ぶことも大事だけれど、自分が好きなことに巻き込んでみたら

意外と本人も楽しめるかもしれないですよ。」というもの。

すごく素敵な答えだなと、いまでも印象深く残っています。

どうしても、障害児がいるからと色々なことを躊躇してしまいがちですが、

夫が好きなキャンプに、家族で行きたい。そう思って大変ながらも続けていたら、

それが家族みんなの楽しみになっていたのでした!

続きはこちらからどうぞ↓

最後までお読み頂きありがとうございました。

どなたかの参考になれば嬉しく思います。

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