【写真付き体験レポ】障害児とキャンプへ行こう③《スケジュール編》

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今回は、障害児と行くキャンプについて、1日の過ごし方のキャンプ場を選ぶ基準

についてご紹介します!

筆者紹介

  • 神奈川県横浜市在住
  • 最重度知的障害&肢体不自由児の7歳長男(ぽんすけ)と、4歳長女(みーさん)を育てる母
  • フォトグラファーをしながら、仕事と障害児育児のあり方を模索中

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こちらの記事に続いて、キャンプのお話、最終回です。↓

目次

キャンプ場での過ごし方|1泊2日のスケジュール

その時々で全く変わりますが、1泊2日で13時チェックイン、翌日10時チェックアウトの場合の

大体のスケジュールはこんな感じです。

(慌ただしくなりがちなので、2泊できる時は2泊3日で行くようにしています。)

13:00|到着したらまず居場所確保

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お昼を簡単に済ませてから、キャンプ場へ。

到着したらまず1番に、ぽんすけとみーさんの居場所を確保します。

シートを敷くか、日差しが強い場合にはポップアップテントを開いて座らせます。

その後、必要なものを車から降ろし、

テーブルや椅子などを先に広げて快適空間を作ります。(←私の)

13:30|夫はテント設営、私と子ども達は自然と戯れる

ひと段落したら、夫がテントを設営してくれている間に

私と子ども達で自然遊びのスタートです。

ここ最近は、ぽんすけは草ゾーンで過ごすことが多いです。

夏は川遊び!(ライフジャケット必須です。)

15:00|焚き火スタート

早々に、焚き火をスタート。

ぽんすけは、火なら何時間でも見ていられます。

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16:00|お肉を食べ始める

とりあえず焼くと、子ども達が喜びます。ぼちぼち焼いて、ぼちぼち食事スタート。

みーさんがまだ小さかった頃は、

みーさんとぽんすけ2人の食事のお手伝いが必要だったため、かなり大変でした。

夫が焼いて私が2人にあげるので、大人はひと段落しないと全く食べることができません。

しかし現在はみーさんが一人で食べられるようになったため、

ぽんすけのお手伝いだけでOKです。

それでも介助が必要なため落ち着いては食べられませんが、だいぶ楽になりました。

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18:30|温泉へGO

早めに夕食を済ませて、下調べしていた近くの温泉へ。

私とみーさんはこの温泉タイムがとっても楽しみなのですが、

夫は、ぽんすけと2人で入る温泉では、全くゆっくりできないようです。

オムツだと湯船に浸かれないことが多いため。)それでも行きます。

うまくいけば、温泉からの帰り道に車でみーさんが寝てくれるので、

その場合、そのままテントで寝かせます。

ぽんすけは車では全く寝ません。

20:00|みんなで焚き火を眺める

温泉であったまったら、本格的な焚き火タイムスタートです。

ぽんすけはひたすら火を眺めて喜んでいます。

20:30|子ども達の寝かしつけ

なるべく早く寝て頂きます。

21:30|夫婦二人で焚き火を眺めてお喋り

大人だけで、何も考えずに焚き火を眺めたり、お喋りをしたり。

この時間のためにキャンプに来るようなところもあります。

ちなみに、キャンプ場では夜の大声でのお喋りは禁物です。

小さな声で、笑い声は抑えて話すのですが、それもなんだか楽しいです。

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これこれ。この至福の時間、待ってました!

0:00|大人も就寝

名残惜しいですが、明日に備えて就寝。

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6:00|各々起床

私はいつもかなり早めに目が覚めるので、

みんなが起きる前に周辺の誰もいない自然の中をお散歩するのが楽しみです。

キャンプの日の朝は、子ども達も機嫌よく起きます。

7:30|朝ごはん

大人とみーさんはパン。

ぽんすけはパンが苦手なため、昨夜の残りの白いご飯に

ウィンナーを焼いたりして簡単に済ませることが多いです。

お友達家族と行くと、いつもホットサンドメーカーで

めちゃくちゃ美味しいパンを焼いてくれます。

ぽんすけの「パンが苦手」が克服されたら、いつか我が家も欲しいです。

9:00|撤収、帰路へ

テントを片付けて帰路につきます。

キャンプ場を選ぶ基準

広々フリーサイトor1区画が広い

ぽんすけは、だいぶ自然の中でも過ごせるようになっていますが、

それでもぐずって泣いてしまうことが多いです。

ブヨに刺されて号泣した時も、かなり大きな声で泣き続けてしまいました。

隣のサイトが近いと、迷惑になってしまいますし、気なります。

行く前にホームページやインスタなどで情報収集をして、

とにかく広いスペースを確保できそうな場所を選んでいます。

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広々フリーサイトです。人がいないところにテントを立てたので、ほぼ貸切。
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1区画が広いキャンプ場。向かって左のタープ&正面のテントが我が家のもの。これくらい隣と距離があると安心です。

車を横付けできる

車をテントに横付けできるかどうかは、かなり重要です。

都合により駐車場が離れているキャンプ場に行くこともあるのですが、ものすごく大変。

沢山の荷物を運ぶのに、ぽんすけも長らく歩かずバギーだったため、

駐車場からテントサイトまで何往復も必要になってしまいます。

歩けるようになった今でも、極力車が横付けできるキャンプ場を探すようにしています。

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横付け可能なキャンプ場。荷物をすぐに出し入れできるのでとっても楽です。

夏は標高が高いキャンプ場を選ぶ

前回の記事でも書きましたが、障害のある子は熱がこもりやすく暑さに弱いことが多いです。

真夏は標高が高い所にあるキャンプ場を選ぶことによって、

ぽんすけだけではなく大人も快適に過ごせます。

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真夏なのに山の上は涼しい〜。その代わり夜は夏でも冷えるので、簡単な防寒対策が必要。

まとめ

家族の趣味であるキャンプについて書き始めたら、ものすごいボリュームになってしまいました。

3回に渡り、お付き合い頂きありがとうございました。

障害があったって、ちょっと不便だって、

やっぱり楽しいことは家族みんなで一緒にやりたい!

サイトの選び方に気をつけて、本人が楽しく過ごせる方法を見つけることができれば、

その不便さはだいぶ解消されます。

よって、我が家の結論は、障害児を連れてキャンプへは行けるし楽しめる!です。

そして色々と書いていて気付きましたが、

私は子ども達が寝た後の焚き火タイムのために行っている部分が

大きいのかもしれません。(もちろん子ども達のためでもありますが!)

日常の中では、なかなかゆっくり話す時間も取れないもの。

その点、キャンプでは、日中は子ども達と楽しく過ごすことができ、

夜は焚き火で大人時間も作れる。一石二鳥、win-winです。

家族だけで行くのも楽しいですし、理解のある友人達とのキャンプは最高。

これからも、子ども達が付き合ってくれる限り、

いや付き合ってくれなくなっても、キャンプへ行き続けたいと思っています。

テント泊は苦手ですが、また行きたくなってきました!

早速、次の計画を立てようと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。

どなたかの参考になれば嬉しいです。

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