妊娠から出産|エコーで心疾患があると言われ転院→ドキドキの出産

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長男を妊娠したのは2013年、私が32歳の時でした。

近隣の産婦人科で出産する予定でそれまで特に何も問題はなかったのですが、

出産直前の9ヶ月目、4Dエコーの際に、結果を廊下で待たされました。

しばらくして、「院長先生からお話があります」と・・・

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妊娠9ヶ月頃

筆者紹介

  • 神奈川県横浜市在住
  • 最重度知的障害&肢体不自由児の7歳長男(ぽんすけ)と、4歳長女(みーさん)を育てる母
  • フリーカメラマンをしながら、仕事と障害児育児のあり方を模索中

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目次

産婦人科で院長先生からのお話

ちょど健診は夫と一緒だったため、2人で聞くことに。

院長先生のお話によると、心臓から出ている大動脈が狭くなってしまっていて、

出産直後に何かあった場合に当院では対応できない。

大きな専門病院で一度検査入院をして、何もなければぜひ戻ってきてくださいとのこと。

初めての出産だったこともあり、なんで私の子が??と、不安で涙が。

夫と一緒で良かったと思ったのを覚えています。

神奈川県立こども医療センターでの検査入院

5日間の検査入院

当時は存在すら知りませんでしたが、

その世界ではとても有名な神奈川県立こども医療センターで5日間の検査入院を行いました。

(ドラマ「コウノドリ」の制作にはこちらの医師が協力した他、ロケ地にもなっています!)

入院してすぐに、産婦人科の先生と循環器科の先生、それぞれの検査がスタート。

エコー検査の時に大動脈がはっきり見える位置になかなか動いてくれず、

1日に時間を空けて何度もエコーをして頂きました。

これがまた、意外ときつかったです。

先生方も、一生懸命大動脈の部分を見ようとしてくれるので、見えるまでけっこう粘ります。

長時間、大きなお腹を上に向けた状態(仰向けの体勢)でのエコー。

私はつわりがもう落ち着いていたのでギリギリ大丈夫でしたが、

つわり中だったらリバースしてしまいそうです。

検査の結果

やはり大動脈狭め。

近隣の産婦人科に戻って出産できるかも、というわずかな希望を抱いていたのですが、

検査入院の結果、こども医療センターでの出産が決定しました。

もちろん大動脈のことは不安でしがたが、

それに関しては担当してくれた先生方がとても親切丁寧に説明してくれたことと、

専門病院なので万が一何かあってもすぐに処置してもらえるという安心感があったため、

過剰な心配はせずにいることができました。(先生方に感謝です。)

それよりも、

もともと通っていた産婦人科で無痛分娩を予定していたのですが、

転院が決まり、突然の普通分娩宣告

(こども医療センターには無痛分娩という選択肢がありません。)

こんなに直前で普通分娩への変更という事実に打ちのめされ、ビビる私。

今更麻酔を打たない出産というのは考えられず、

最初の検診時からお腹の赤ちゃんは逆子だったため、

「お願い、逆子のままでいてね。ママ帝王切開がいいの。」

と毎日話しかけていました。

後から気づいたことですが、お腹の中にいた時からあまり動かない子でした。

普通、お腹の中でくるくる回転したりすると思うのですが、

最初から最後まで一度も回転することはなかったです。

帝王切開にて無事出産

なにはともあれ逆子はなおらず、無事に帝王切開にて出産。

術後はそれなりに(いや、けっこう)ハードでしたが、

めでたく普通分娩は免れました。

赤ちゃんはというと、3日間NICUに入っていたものの、

大動脈の狭さもそこまでではなく手術は必要無いとのこと。

個性の範囲なので経過観察だけでOKだと言われ、ホッとしました。

(その後は1年間の経過観察で終了しました。)

診断名は大動脈縮窄症

その時説明された内容です。うろ覚えなのですが・・・

ぽんすけの症状は、現在の技術だからこそ気付けたレベルで、

今のおじいちゃんおばあちゃんなんかは気付かずちょっと大動脈狭めという人は

たくさんいますよ、という感じのことを言われた気がします。

一応診断名を付けますが、個性の範囲で、

少し足の血流が悪いとかあるかもしれないけど大丈夫。とのこと。

出産直後に気になったこと

出産直後、赤ちゃんはみんな一緒ですし、そこまで気になることはなかったです。

強いて言えばこの二つかなと思います。

泣き出すと顔が真っ赤(若干、紫)になる

泣き出すと、息が止まるのでは!?と思う程、真っ赤になって泣き続けていました。

里帰り中両親がびっくりして、父は「1人で見るのは不安」と言っていました。

今思うとですが、普通赤ちゃんは不快感や欲求で泣きますが、

ぽんすけの場合、人一倍恐怖心が強いので、何かを恐れて泣いていたのかなと想像しています。

(ウンチ出すの怖い、とか。今もそうなので。)

足先がわりといつも冷たい

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これは病院でも言われていたことですが、いつも足先が冷たくて血流が悪い感じがあります。

小さい頃は、足先がよく青紫色になっていて心配されました。

7歳になる現在も冷えやすい感じはありますが、歩けるようになったこともあり

症状は和らいでいます。

さいごに

出産に関しては、心疾患があると言われた産婦人科での出来事から始まり、

検査入院、転院、帝王切開での出産と、全く想像していなかった展開になりました。

色々とドキドキしましたが、無事に産まれてきてくれて

手術が必要もないことがわかり、とにかく家族みんなでホッとしたことを覚えています。

今回は出産直後までのお話を書かせて頂きました。

続きはこちらからお読み頂けます↓

最後までお読み頂きありがとうございました。

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