子どもが突然ご飯を拒否するのはなぜ?食べない理由と解決策5選

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長男は、偏食とは別に、食事を突然拒否することがあります。

絶対にお腹が空いているはずなのに、大好物のメニューだとしても顔を背けて食べない・・

一食だけの時もあれば、そんな拒否が3ヶ月続いたこともあり、

頭を悩ませてきました。

本日は、今まで長男が突然食事を食べなくなった5つの理由と、解決策をご紹介します。

筆者紹介

  • 神奈川県横浜市在住
  • 最重度知的障害&肢体不自由児の7歳長男(ぽんすけ)と、4歳長女(みーさん)を育てる母
  • フリーカメラマンをしながら、仕事と障害児育児のあり方を模索中

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目次

食事を拒否する理由|単発編

①周りが賑やか

賑やかな場所はもともと苦手なため、

ガヤガヤしたお店は落ち着きません。

そのため、5歳頃までは外食が本当に難しかったです。

7歳現在だいぶ落ち着きましたが、先日久しぶりに

かなり賑やかなお店に行ったところ、音が気になり一切食べてくれませんでした。

解決策

  • 別の静かな場所へ移動する。難しい場合は、端の席に移動する。

②動くものが視界に入る

動くものが視界に入ると集中できず食べられなくなります。

一度、お店で賑やかさを避けて端っこの席を確保したのですが、

今度は窓から見えるビュンビュン通り過ぎる車が気になってしまい

食べませんでした。

解決策

  • 視界を整理する(壁側を向いて食べる)⇦療育センターでは給食の時間パーテーションで仕切ってもらっていたこともありました。

③便がたまっている

ぽんすけは常に便秘気味。

便が溜まり過ぎると、お腹が張っていて食べないということは

今でもよくあります。

また、その状態で無理に食べさせると吐いてしまうこともあります。

解決策

  • 便を溜めないように、定期的に浣腸をして出す。

食事を拒否する理由|長期編

④環境の変化

3歳当時、環境の変化が重なり3ヶ月間食事を拒否し続けたことがありました。

その時、一気に起こった変化がこちら。

  • 妹の誕生
  • 引っ越し
  • 地域訓練会を終えて、療育センターの通園入園

大きな変化を与えすぎてしまいました・・・。

この時の拒否は激しく、座らせてご飯を食べさせようとすると、

だいたいどこかのタイミングで嫌がってお皿をひっくり返してしまいます。

最初から完全拒否の時もあれば、

食べ始めたかと思うと、急に途中でお皿をひっくり返す。

療育センターでも自宅でもそんなことが3ヶ月続いて

毎日テーブル周りはぐちゃぐちゃ。

本人もそうだったかもしれませんが、私も精神的にもくたくたでした。

毎食時、椅子の下にレジャーシートを敷いてやり過ごしていましたが、

もう無理、嫌だ、と片付けながら何度泣いたことかわかりません。

その後も、長い休みである春休みや夏休み明けなどは

療育センターで給食を食べなくなることが多かったです。

また、年中で保育園へ入園した時には、半年程保育園での給食を拒否していました。

慣れてきたとしても、介助する人が変わると食べなくなることも。

解決策

こちらは残念ながらはっきりとした解決策というものは無く、本人が環境に慣れるのを待つしかありません。
しかしながら、「環境の変化により食べなくなる特性がある」ということがわかっているだけで、
親としては心構えができます。(休み明けだから、給食を食べないかもしれないな、など。)
また、そのことを介助してくれる方に伝えることができるため、介助側も困ることが減ります。
7歳になった現在は、だいぶ変化に対する受け入れが良くなっています。

⑤歯の生え変わりでムズムズしていた

気付くまでにかなり時間がかかり、こちらも当時は本当に悩みました。

そんな時、作業療法士の先生が発見!

「ぽんすけくん、歯が生え始めてる!ムズムズするかもね!」と。

歯が抜けたことは認識していたんですが、

生え始めてるいることには気づきませんでした。

本人も初めての感覚で慣れなかったんだと思います。

理由がわかった時には、「これだーーー!!」と大喜びしました。

解決策

  • 歯が生え始めている方とは反対側にスプーンを入れて食べさせる。(これでけっこう食べてくれました!)

まとめ

食事に関しては、理由のわからない拒否や偏食など、悩みは尽きません。

長期間ちゃんとした食事を摂らなくなってしまうのは、

すぐに栄養不足で周期性嘔吐症になってしまうぽんすけにとっては死活問題です。

現在は自分でスプーンを口に運べるようになったため、

無理に食べさせようとせず目の前にご飯を持っていくと急に食べ始めたりします。

そのため以前よりは多少楽になりました。

だいぶ落ち着いてきてはいますが、

この食事の問題はまだまだ付き合っていくことになりそうです。

これまでの経験を元に、その都度良い解決策を探していこうと思っています。

どなたかの参考になれば嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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